問題
あなたが一番の問題。
なんて言われたら、
いい気持ちはしない。
少なくとも、自分は。
そして、自分より
あの人の方が最悪じゃない、
なんて言い返したくなるもの。
でも、そう思う時点で、
やはり「問題のある人」
に違いない。
自分が一番の問題だと言われて
反発したくなるのも、落ち込むのも、
紙一重ではないでしょうか。
要は、等身大で
自分の問題が見えていない。
そうかも、くらいで受け止められる
人間であれば、きっと解決できる能力がある。
「絶対に違う」と言い張ったり、
「そんなこと言われるくらいなら、
もうやめたい」なんて思うのは、
人間を分かっていない。
問題のない人間なんて、いないはず。
そう思います。
自分には見えなくても、
問題は「問題」として
存在し続けている。
場所やタイミング、
一緒ににいる人によって、
見えたり、見えなかったりするだけ。
そして、分かる人には分かり、
分からない人には、他人の問題どころか、
自分の問題すら見えないのではないでしょうか。